2009年6月12日金曜日

HERO TUNGSTEN John Loweを購入


先日TRIPLEIGHTのZEROを購入したばかりなのですが、早くも新しいバレルを購入してしまいました。
ニッコーレジャーのネットショップ・シーホースunicorn&PUMAの半額セールをやっていて、HERO TUNGSTENシリーズが6000円だったんです。
最近のオキニネットショップ・ダーツハイブでも8,960円しますので、それと比べてもずいぶんお得でした。

ZEROは全長がJohn Loweよりも3.5mm長いことによるグリップポイントの後退がとても気になりました。
John Loweと同じ感覚で投げようとすると、めちゃくちゃ太さを感じましたし、アワードの店長・教授からはちょっと押し気味に投げるととてもバランスの良いダーツですよ、というアドバイスをもらってはいたのですが、現状投げられないダーツをこれ以上キープしていても仕方がないので、オークションで売りに出しています。


HERO TUNGSTENは、現在のメインバレルCC995 John Loweとはタングステン含有量がCC995 90%→HERO 95%と上がっており、CC995と比べて細身に出来る、というのが数値からも想像できます。


さてパッケージです。
ユニコーンらしいパッケージですが、マックスケースという、両面タイプになって、フライト収納部も2箇所差込式になり、シャフトなどは裏面に収納できるタイプに。
これで単体でもアクセサリを持ち運べるようになりました。さすがハイエンドモデル!
って、使いませんけどね>ケース。
パッケージ内容はマックスケースに、バレル3、展示用メタル風ティップ3、赤いギガポイント3、チタンシャフト(ミディアム)3、Gripperナイロンミディアムシャフト3(リング付き)、3Dフライト3、スペアフライト3、フライトプロテクター。

次にバレル本体。
タングステン95%の鈍い光沢。これぞ新品の輝き。
そして「Phil Taylor World Champion grip」といわれる、Purist以来のフィル・テイラーのダーツの刻み。後述しますが、これに大きな秘密があります。

CC995と比較してみるとタングステン90%のCC995に比べて95%のHEROは明らかに細いです。
チタンシャフト、なかなかにスマートですな。
ただチタンシャフトセッティングで18gを意識しているのか結構軽いです。
バレル単体で15.3gくらい。

CC995と比べると
◎CC995 31.5mm×7.4mm 重量18g(16g) 重心15mm(0.48) セッティング重心18mm(0.57)
◎HERO 31.8mm×7.1mm 重量17g(15.3g) 重心16mm(0.5) セッティング重量20mm(0.62)

なんと、バレル単体重心ほぼセンターです。
バレル穴の位置を見てもセンター重心を強く意識していますね。前穴の方が深いです。
純正セッティングでのセッティング重心は後ろのテーパーの部分に来ますので、ここをグリップするとほぼドンピシャなわけです。魚雷型でこの重心設定はあり得ませんね。
このバランスありきでフィル・テイラーはPhase5と称してこれを使っているんでしょうね。

と、断言してしまいましたが、ここでシーホースではシルバーが16,300円とこのバレルの10,000円以上高値で売られているunicorn Phase5と合成写真を作ってみました。

こちらがHERO John Lowe

こちらがPhase5
そして2つを重ねてみると…

全く同じですね。
このモデルにはJohn Loweのシグネチャーは入っていませんので、空いたスペースにフィル・テイラーのシグネチャーを入れればまんまPhase5です。

そのほかの違いは
ケース:マックスケース→専用Midiウォレット
シャフト:チタン100%ミディアム+GripperMIDI→チタン製スリックスティック+クリアミディアム
フライト:スタンダード2セット→フィル・テイラータイプスリム2セット
ってだけ。
フィル・テイラーに特別な思い入れはないけど、このモデルを使いたいって人は、安いHERO探した方が断然お得ですね。


チタンシャフトのセッティングにしてみましたが非常にスマートです。長いので少し投げにくいです。


こちらはもう1つのセッティング。フライトデザインといい、絶妙のダサさ。
イングランドっぽいです。


ということで、いつものセッティングにしてみました。
自分のセッティングで17.3gくらいですね。
ただし、軽さはそれほど感じません。

それよりも投げてみて実感するのは、重心が後ろに来たことによる、伸びやかな飛び。
CC995に慣れてきたので、同じ感覚で投げると確実に上に刺さります。
やはりグリップ感はCC995と異なりますので、コンディションなどで使い分けてみるつもりです。

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