2010年5月31日月曜日

新生TRINITYを試投

京都に本拠を移して復活したTRINITYが5月28日に発売されました。
TRINITYといってもktmさんは無関係です。

制作委託はMONSTERだそうです。つまりTARGETでのOEM制作ですね。
値段は9800円。




◎SKULL
全長 39.5mm
最大径 7.3mm
中西誠二考案

『楽に、楽に!』

飛び出しのインパクトが抜群!
複雑な見た目とは違い、ソフトなグリップ感です。
テイクバック時はぐらつかず、スロー時はラインに乗せやすく、初心者から上級者まで扱いやすい造りになっています。

ピーナツこと中西誠二というプレイヤーのモデルらしいですが、知りません。申し訳ないです。

39.5mmとまあまあな長さがあるのですが、それを感じさせない扱いやすいモデルでした。
テーパーとカットのバランスも良くて楽に投げられるバレルでした。
バランスもとても良いと思いました。
重心で持っても、バレル後端を持ってもいいバレルだと思いますね。





◎ZOMBIE
全長 40mm
最大径 7.2mm
trinity MEGUモデル

『重力を感じて投げろ』

女性プレイヤーを中心に、低いセットアップから高いところに飛ばしやすい
バレル。
後方には心地よいフィット感のあるリングカットを採用。
前方のカットは特徴的で後方のカットと共に力を伝えやすい造りになってい
ます。

こちらはD-CROWNなどでご活躍中の京都の女性プレイヤーMEGUさんのモデルらしいですが、知りません。申し訳ありません。

SKULLとよく似たプロフィールですが、前重心を強調したデザインと特徴的なカットが印象的です。
バレル後方からスレッドカットのような幅広のリングカット、後端にシャークカットとなっています。

投げたフィーリングはちょっと自分とは合わない感じでした。かなり掛かりの存在感を感じるので、そこが好き嫌い分かれるところだと思います。
僕はあまりバレルの重さを感じなかったのですが、これは個人個人で異なるところだと思います。

2010年5月30日日曜日

ROCK DARTSのプレイヤーズモデルを試投

国産モデルながら英国参考品質ダーツを標榜するROCK DARTSから5月21日にリリースされたプレイヤーズモデルを試投しました。

◎SHAMAN

■素材:90%タングステン
■重量:セッティング時 18g(バレル 16.5g)
■全長:43.3mm
■最大径:7.4mm

後方のトリプルリングカットと細やかなスレッドカットを施すことにより、手離れ良く、プレーヤーの力を最大限に伝える、藤井プロ考案モデル。
独自のスレッドカットはパワーロスを抑え最大限の力をバレルに伝える。

また、トリプルリングカットを施すことによりグリップ力とバレルの耐久性を両立。
トルピードタイプのセンターバランスのシンプルな設計と独自カット方法で絶妙なバランスを実現。

■トリプルリングカット
トリプルリングカットを施すことにより、グリップ力とバレルの耐久性を両立。

■スレッドカット
独自のスレッドカットはパワーロスを抑える最大限の力をバレルに伝える。

元ホームショップ、e-Bullsの初代店長だった藤井雅之選手のプレイヤーモデルですね。
約1年の開発時期を経てついにROCKからリリースです。

長めの全長はストレートを使っているプレイヤーにも訴求するモデルだと思います。
3連スクエアグルーブ、4連スレッドカット、トリプルリングカットと3種類のカットを配置して、グリップポイントごとに異なるフィーリングを持たせた個性的なモデルですね。
自分のグリップだとスレッドカットの部分になるのですが、なかなかフィーリングの良いカットでした。
ただ、自分にはやはり長さを感じる部分が大きく、それが投げにくさにつながっている印象でした。
あと5mm短ければ自分投げやすいのにな、と感じましたが、自分のようなコンパクトなグリップでなければ、これは是非試してみて欲しいモデルです。


◎SPEEDSTER
■素材:90%タングステン
■重量:セッティング時 18g(バレル 16.5g)
■全長:40.8mm
■最大径:7.1mm

アウトラインにしっかりとした高低差のクリフカットを採用し、パワーロスや抜けを抑え、ダーツを押し出す為の機能美を追求。
爆発的な矢速を実現させる、浅野プロ考案モデル。

グリップ位置を後方に限定することにより、スローイングを安定させ、さらに、前方の八つのディンプルカットは指先の腹にフィットし、押さえの指の位置もしっかり決まる。

■クリフカット
パワーロスの軽減とグリップ位置が決まるクリフカットを採用。

■ディンプルカット
八つのディンプルカットは指先の腹にフィットしグリップの安定感を
さらに向上させる。

DMC Explorer以降各種モデルに採用されすでに流行、といってもいい、バレル後端の窪みを施したモデルです。

こちらはベテランの浅野大一選手のプレイヤーモデル。
若干後ろ重心のバレルを後方の窪みで押して投げるタイプであり、窪みのところに細かいカットがあるのがGomez2との共通点ですが、その他は極力無駄なカットを省いています。
また、前方には直進性を安定させる縦カットが入っています。
神矢零でその効果に感動したこともあり、これまで眉唾だったその効果に確信を抱いているだけにこれは効きますよ、と言いたい感じ。

バレル自体は、僕のグリップではやはりあと5mm短いと良いのに、と言う感じでしたが、Gomez2、T-Arrow改、PETZ2などを検討している方には是非投げて欲しいダーツですね。

コアダーツジャパン一気投げ

YOPPYが設立し、ARASHIが社長を務めるCORE DARTS JAPANのニューバレルのうち4種類を投げました。

発売された5モデルはすべてプレイヤーモデル。
しかも日本を代表するトッププレイヤーとあって各所で売り切れ続出らしいですね。
moA吉祥寺も大量入荷しましたが、いつまで在庫があることやら…。

まず最初に共通仕様ですが、下記の通りとなっています。
Fit FlightとFlight Lの国産ツートップのフライトが標準装備され、さらにはFit Flight専用シャフト(スピンタイプ)、LAROシャフト(SILENT)とくれば、もちろんチップはFitポイントとLipポイント!超豪華なアクセサリーを身に纏い、業界の常識を覆すセンセーショナルなデビューを果たしたコアダーツ。
各プレイヤーが拘り尽くし設計したバレルは、タングステン90%の純国産。
この輝き、計算し尽くされた飛び、コアダーツのオーナーになるステイタスをお楽しみください!

TRIPLEIGHT風の箱の中にはバレル、Fitフライト専用シャフト(スピン)&Fitフライト&FitPointショート、LAROシャフトSILENT、フライトL、Lippointと、FitとLstyleのセットが1セットずつ。ケースなどは付属していません。

それでは各モデルご紹介。



◎JONNY 5
形状は今まで通り。2フィンガーでも安定して持てる短めの長さ。
カットはグリップ時の全ての指に均等にテンションが、かかりやすい極細カット。
手離れの時に素直に離れる感覚が丁度良い素晴らしいカットです。
重心は6:4の前重心。必要最小限の力でも飛ばしやすいバランスだと思います。

全長:37mm
直径:7.4mm
重量:16.5(バレル単体)

価格: \ 14,900-(税抜 \ 14,191-)

形状は今まで通り、とのことですが、JONNY 4.5と比べるとそのテーパーが紙テーパーと呼ばれたバレル後端部からの急激なテーパー形状から、バレル後半を緩やかにテーパーさせる形状に変更しています。
そのため、テーパーとカットを使って押し出す動きで投げるよりも、テーパーのみで振り出しで投げる方に向いているダーツとなっています。
自分には少し掛かりが弱く感じ滑ったので、もう少しカットがほしい感じでした。
バランスは結構な前重心で形状は好感の持てる形状でした。





◎JONNY 6
人気のあるシャークカット。
安食選手がシャークファンのために是非商品化を!と言う熱望から実現したバレル。
まさにシャークカットへの安食選手からのプレゼントです。

全長:37mm
直径:7.4mm
重量:16.5g(バレル単体)

価格: \ 14,900-(税抜 \ 14,191-)

ということでもうJONNY 5に少し掛かりの欲しい、という方はこちらをどうぞ、というモデル。
形状、重量、サイズは全く一緒でテーパー部分にシャークカットの施されたモデルです。
こちらの方が僕にはずっと素直に投げられました。
腕の振り出しと指の押し出しで素直にバレルを前に投げられる感じ。
テーパーとのバランスも良く、シャークカットながら手離れは良い感じです。
素直に腕をたたんで伸ばしてあげるとブルに向かっていってくれるフィーリングはかなりの好感触でした。
JONNY 5とは、結果として全く違うダーツに仕上がっていると思います。
カットでこれだけ変わるのか、と驚かれると思います。
今年投げたモデルの中ではULTIMAの神矢 零と張ると思いました。





◎ARASHI
前後のテーパ角を微妙に調整手に馴染む角度に拘った。
COREDARTS拘りの極細カットは力の伝達が大雑把にならず、一般のリングカットに比べスムーズな手離れに仕上がった。
重心はやや後ろなので押し出すタイプの方には最適だと思います。

全長:40mm
直径:7.2mm
重量:16.5(バレル単体)

価格: \ 14,900-(税抜 \ 14,191-)

後ろ重心、とはいってもバレル単体でほぼセンターってところでしょう。
セッティング後ろ重心。
カット以外は初代ARASHIまんま、という感じですが、このカットが結構存在感があって良い感じです。
形状が現在使っているTARGET×3GのGLITTERに似ているので期待して投げたのですが、バランス的にはこの形状でもぼくはどセンター重心の方が合っているんだな、と思いました。
きちんと投げられれば気持ちよく伸びて飛んでいくんですが、ミススローに対してとてもシビアに反応します。
点で合わせるARASHIならではのバレルだな、と思いました。





◎MACCHO
全体をトルピードにする事で扱いやすいバレルに。
先端をシェイプにする事で弾かれにくいバレルに仕上げました。
バレル後部のテーパを二段階にし指先のフィットしやすくカットの深さを変える事でグリップ位置を分かりやすく、 手の中で遊ばない様拘りました。
重心は素直に飛ばしやすいセンター重心。
19gも鋭く飛ばすために拘りの重さ。

全長:40mm
直径:7.2mm
重量:17.5(バレル単体)

価格: \ 14,900-(税抜 \ 14,191-)

このバレルのみ1g重い、19gモデルとなっていますが、この1gが飛びに非常に貢献している印象を受けました。
自分はあまり期待はしていなかったのですが、オーソドックスなトルピードに後方の特徴的なステアカットが存在感を示しています。
といっても掛かりすぎるわけではないので気持ちよくリリースできる感じです。スッキリ飛んでいくって言う感じわかりますかね?
プレイヤーズモデルとしては癖が少なめでオールラウンドなモデルだとの印象を受けました。
非常に気持ちよく飛ばせるモデルでした。
何気に一番売れそうかも、と思いました。





◎SHOGO
今回のモデルは自分なりにグリップした時のフィット感と抜けの良さをテーマに考えました。
細めの設定と後部のカットに、よりリズムを崩さずしっかりグリップ&リリースが出来るよう考えました。

全長:39mm
直径:6.9mm
重量:16.5g(バレル単体)

価格: \ 14,900-(税抜 \ 14,191-)

カット形状からして明らかに自分はグリップできないと判断したので試投もしていません。
SHOGOファンのじゅんじゅんは即買いしているので、BUMPやLEROYがお好きな方は即買いでも良いでしょう。後ろ持ちの方には答えられない形状ですね。

2010年5月29日土曜日

鬼山モデル発表



昨年でJOKER DRIVERとのバレル契約を終了した鬼山こと木山幸彦選手のプレイヤーモデルが、DYNASTYより発表されました

◎A FLOW "TWIN FLAME" KIYAMA MODEL
THE FIRST DELIVERY-。
スペック
■素材:Tungsten 95%
■全長:43.0mm
■最大径:7.3mm
■重量:16.5g(バレル単体)

[セット内容]
・Shaft:LARO SILENT 260
・Tip:LIP POINT
・Flight:D-evolutionロゴ入り Dee.flight
だそうです。
形状はいかにも鬼山モデルという雰囲気ですね。
今までの鬼山モデル同様刻みの存在感がありそうですが、今までのカットの鋭さではなく、カットの深さにそれが現れているのが興味深いところですね。

お値段は9,800円とJOKERに比べればぐっとお得に!(笑)

TIGA ALL ROUNDシリーズ試投

TIGAから高性能で低価格なダーツの新シリーズがラインナップされ、5月28日から発売されました。
さっそくmoA吉祥寺店で全6モデルを試投してきました。

すべてのプレイヤーが投げやすいと実感できるダーツをモットーに具現化したTIGA NEW LINE UP オールラウンドシリーズ。
最大の魅力は本格的な90%TUNGSTEN DARTSがリーズナブルな価格設定になっていること。
そして、それぞれ特徴のあるバレルデザインが充実のラインナップから選べる。
性能、価格すべてにおいて満足できるダーツを実感してください。
ということで、タングステン90%モデルでありながら6,200円という低価格を実現したこのシリーズ、ベーシックながらも個性的な6モデルがラインナップされています。
なお、セットについては通常のフライト、シャフト、ティップ1セットの他、タングステン80%モデルと同様のバッグ型のダーツケースが付属しているようです。




◎APE
重量:18g 全長:42.0mm 直径:7.2mm
全長42mmのスタンダードなトルピードモデルです。
つまり僕には少し長い、ということ。
カットはこれもスタンダードなスクエアグルーブです。

投げた感じもバランスよく飛びも超スタンダード。
つまり普通な印象です。AURORAとかとも合い通ずるイメージでした。





◎BISON
重量:18g 全長:40.0mm 直径:7.8mm
バレル中央部からの急激なテーパーとシャークカットが印象的なモデルです。

これはバレル自体に結構な癖がありグリップポイントも後端1cm程はカットが無く限定されているため、かなりシビアでポイントを外すと非常に投げにくいです。
コンパクトなグリップの人はいいかもしれませんが、自分には合いませんでした。





◎COYOTE
重量:18g 全長:39.0mm 直径:7.2mm
39mmという若干短めの全長に細身のトーピードで前ツルモデルとしています。
今までの90%シリーズでは、KIRIGIRISUやFLAMINGOとよく似たポジティブシャークカットです。

第一印象で好印象を受けましたが、やはりよかったです。
刻みの存在感は正直ここまではいらない感じですがバランスよく気持ち良く投げられます。
今はセンター重心でよく似た形状のGLITTERを投げていますが、同じような感じで投げられますね。
カットは慣れれば手放せなくなるかもしれませんね。
2ndバレルにいいかもなぁと思ってたりして。





◎DONKEY
重量:18g 全長:39.5mm 直径:7.3mm
個性的な急激な前方の絞り込みとSamurai 10やTIGA KOUMORI風のスフィアカットが印象的です。
前方の絞り込みを逆付しても面白いと言うmoAの省吾くんの提案もありますが、フライトにはやさしくありませんね。

投げてみると、ズドンという感じで飛びがすごく良いです。
投げれば刺さる、みたいな感じ。
バランスもセンター前目で癖も少ないです。
COYOTE、ELEPHANTの次に気に入りました。





◎ELEPHANT
重量:18g 全長:40.0mm 直径:7.2mm
全長、直径もオーソドックスなトルピード。
カットもごく普通のリングカット。
面白みのない第一印象で、全く期待していませんでした。フィーリング的にはAPEと同じようなものだと思っていました。

しかし投げてみると全く違う。
他のモデル同様18gの設定ながらあまり重さを感じないのですが、軽いモデルにありがちなシビアな挙動は全くなく、気持ちよく投げられました。
バレルが軽いっていうよりも軽く投げられるってフィーリングですね。
プッシュの人よりも僕と同じスイングの人に合うかも知れません。
COYOTEと同じくらいか、むしろ一番気に入ったかもって感じです。





◎FERRET
重量:18g 全長:48.0mm 直径:5.8mm
48mmもの全長はタングステンモデルではおそらく国内最長ではないかと思います。
まさに割箸型ストレート。
カットはダブルリングカットで、細さから来るグリップへの不安感をフォローしています。

しかし、自分には細すぎかつ長すぎで投げられませんでした。





◎GORILLA
重量:18g 全長:38.0mm 直径:7.8mm
BISONより2mm短いショートトルピード形状にセンターよりも前からの急激なテーパーという刺激的なスタイル。
カットはスクエアグルーブがグリップ部に刻まれています。

BISONよりグリップはシビアではなく投げやすいのですが、この全長だともう少し後ろに刻みが欲しいところですね。
あとリング3つは欲しいところだと思います。


ということで6モデルそれぞれに個性のあるバレルです。
自分ならCOYOTEかELEPHANTってところです。
ELEPHANTは個人的に誰にでも投げてみて欲しいモデルだと思います。

2010年5月24日月曜日

Double Style優勝


昨日八王子・Bagdhad Cafe Westで行われたDouble StyleのCフライトで優勝しました。
パートナーはもちろんチーム土建業のUSAVICHさん。昨年のうねりから組み続けて1年、やっと結果が出せました。
大会前の決意はUSAVICHさんもぼくも同じ。
  • まずは未だ勝ったことすら無い女子チームへの勝利w
  • 昨年の準々決勝敗退へのリベンジ
  • そして優勝。
いきなりの寝坊・遅刻から始まったダブルスタイル。前日のサッカー観戦時の二日酔いかと思いましたが、どうもこれが違ったようで…。

◎予選ロビン
さて予選は4組ロビン、まずはゲームオン直後の第1試合、結果的に3位に入賞した宮沢・新山ペア戦。2-1で勝利。1レグガチガチで全く入りませんでしたが、これを逆転で取ると、2レグのクリケは接戦を落としたものの、3レグでしっかり取ってまずは先勝です。

2試合空いた第2試合は、周東・嘉ペア。
明らかにトーナメント慣れしてなくて場の雰囲気、ゲームの雰囲気に飲まれているらしい相手に、1試合して空気に慣れてきたこともあり2-0で圧勝。それにしても人のスロー最中に「うわっきっつう」、「ないわそれ」、「とりすぎだろ」ってあれこれ言うの、作戦ならたいしたもんですがあまり感心はしませんね。

しかし2連勝でロビン2位以内は確定し、ロビン最後の三橋・橋本組はチーム土建業苦手の女子ペア…。ホットパンツと超ミニスカートはダーツをやる格好ではありませんと思いましたです。ハイ。
さらに、ロビン抜け確定でモチベーションダウンしたこともあり、1レグこそヨレヨレと気の抜けたようなダーツで落としました。
未だ女子チームに未勝利、というジンクスが頭をブンブンよぎりますが、その後は危ない場面も何とか切り抜け残る2レグを連取して全勝でロビン1位抜けです。第1のジンクス突破!

ロビンを総括するとそれほどいいダーツは打てていなかったのですが、1試合目1レグを逆転で取れたのは後々考えても大きかったのかな、と思います。

3月のELEMENTでは当日同じ時間帯でキックオフだった横浜FCの試合で大黒がハットトリックを決めて快勝。
今回は前日の試合で大黒がハットを決めて解消していたので、ちょっといい兆候だな、と思っていましたが、ここまで来たら、これをいいジンクスにしてしまおう、という感じです。

さてロビンが終了したのが12:30ころ、ここからチーム数の多いBフライト、さらに午後から始まるAフライト、プレミアムシングルスとの時間調整のため昨年同様長いインターバルに入ります。
朝から頭痛がひどく、最初は二日酔いかと思いましたが、どうも妻に風邪をうつされた様子です。風邪薬を飲んでくればよかったのですが、もはやどうしようもなく、まずはしっかり寝て体を休めました。そのためみんなのロビンの状況を追い切れなかったのは申し訳なかったです。

チームAWDは、Cフライトのチーム土建業がロビン抜け。ダイ、ひろこ組は惜しいゲームを落として残念ながらロビン落ち。
Bフライトの石川、萩森組、教授、まなみ組は危なげなくロビン抜け。じゅんじゅん、しげちん組はマシントラブルでクリケの勝ちが取り消されると言う不幸もあり、ロビンを抜けられませんでした。Bフラはやはりレベルが高いですね。

Aフライトはシングルエントリーのドローでペアが決まりますが、恭介さんのペアはなんとゆかぷ。
しかも恭介さんは「なんか知らない女の子と」とか、、、
知ってるやろ!

◎決勝トーナメント
1時間ほどの待ち時間で準々決勝。
L組2位通過の杉山・戸澤戦ですが、ゲームが始まってまもなくエラいことが。
後攻スタートで2ラウンド目、相手がリードの場面で自分がセットに入った瞬間に「○△●※◎×~!!」と奇声を上げて対戦相手の一人をめがけてスローラインの前を通り抜けようとするバカ女…。どうやら対戦相手の友人のようです。
さらに、ゲーム中だから、と注意を受け僕らの後ろを通り抜けていったのですが、わざとでは無いにしろ、セットしなおそうとした僕にぶつかって行く始末…。呆れてしまいましたが、気を取り直してセットし直し。
しかしこの間が良かったのかここでハットトリック!これ大きかったです。
それに、あんな事されて負けるわけにもいかなかったしね。
結果勢いでクリケも取って2-0で準々決勝勝利です。

ここからまた長い待ち時間、2時間ほどの待ち時間でスタートした準決勝はJ組1位の伊藤、吉川組、ここにもストレートで勝利です。
長い待ち時間でしたが、適度に休んだり、空き台で練習をすることができたのは大きかったです。その練習台が、試合台になったのもラッキーでした。

さて準決勝が終了したのが16:15。
ここからBフライト3位決定戦まで、Aフライト予選ロビンから3位決定戦まで、プレミアムシングルス準決勝がそれぞれ終了するまで、という、結果3時間以上の待ち時間が生まれてしまうわけですが、空き台での調整とそれぞれに勝ち残ったチームを応援に。

Bフライトでは教授、まなみ組と石川、萩森組がベスト16で対戦するという残念なドロー。
石川、萩森組が勝利しましたが、教授たちの初戦は相手デフォルトで不戦勝と言う、投込みの足りない状態での対戦だったのも惜しまれますね。
石川、萩森組は準決勝、3位決定戦で惜しいゲームを逃し、結果4位でした。

Aフライトではゆかぷ、恭介組が、ロビンでのTB TAKやいいのっちなどのプロとの対戦をくぐり抜けてロビン抜け、ベスト8まで進出しました。
プレミアムシングルスは石川君がベスト16で濱大将と対戦、見ていて面白い試合でしたね。恭介さんもベスト16敗退、教授は初戦敗退でした。



◎決勝戦
さてさて19:30過ぎ、会場の設営も終わり、やっとB、Cフライトの決勝とAフライトの3位決定戦が開始です。
J組2位の内田、斉藤組は準決勝を見ていてもしっかりと入れてくるのが予想されたので苦戦すると思いました。
それ以上に自分が決勝の舞台でかなり硬くなっていたこともあり、レグ1はガチガチのまま完敗でした。
しかしレグ2クリケは、相手が逆に勝利を意識して硬くなったか、自分も20の7マークでスタートできて気持ちよく進めることができて1-1のタイに。
そしてレグ3、先攻を取った勢いのままに2人で連続トン、早々と3Rで74とします。
しかしその後フィニッシュに手間どり、3残しにしてしまい、さらに2人連続バースト。
相手もしっかりと詰め寄ってきて40残し→20と絶体絶命のピンチが2回ありましたが、それぞれ相手もつめきれなかったですね。
やはり相手もプレッシャー感じたんでしょうか?
そして3トライ3回目にUSAVICHさんがしっかりと決めて優勝!!
見事にリベンジ達成です。



USAVICHさんとは昨年のうねりから、ダブルスタイル、DJO、TDP、MJ、吉楽と6回コンビを組んできましたが、ダブルスタイルでの準々決勝が最高であとはロビンも抜けられない状態、特にMJの時はメンタル面でも休職直前のぶち切れるような状態で、フォームを固めるどころかバレルさえきちんと決められない(今思えばこれってうつの典型的症状だわ、自分で決められない)と特にダーツ以前の段階でダメダメで、フテ寝を決め込んでしまったような僕をずっと見捨てずにその後もペアを組んできてくれました。

USAVICHさんのこれからの病気との戦いに少しでも励みになってもらえれば、と今回はかなり気合を入れて臨みました。3月から復職して身体も心も健康になって、エレメント終了直後から次の大会を睨んでフォーム改造にも取り組み、Bフラにも復帰、そしてメンタルでもピークの状態でダブルスタイルを迎えることも出来ました。いろんなことが味方になって、優勝という結果が収められたと思います。
そして会場でのみんなの声援、ツイッターでのフォロあーさんたちの応援もとても励みになりました。ありがとう。

次の大会は6月のDMJC池袋大会、今度はマサと組んで前回エレメント3位のリベンジを果たしたいと思います。
その次は8月のDMJC平和島大会。ここでは再びチーム土建業で、優勝を目指していきたいですね。

試合後は八王子へ出て月の雫で食事しながら祝賀会、反省会もろもろ。
結局ダーツの話になってしまっているのがとてもチームAWDっぽいな。

2010年5月15日土曜日

ペッツー、ハルモデル、アルティマ試投大会

木曜日にmoA吉祥寺店で新作バレルをまとめて試投してきました。





◎USAGI×EDGE Petz 2
USAGI×TRIPLEIGHTからUSAGI×EDGEにブランドチェンジしてのリリース。
新たに設けられたバレル後部の窪みをもって投げるのが最良だと思いますが、自分にはもう少し窪みの存在感が欲しいところでした。
それ以外は投げた感じがものすごくウニのポールリムっぽいのが、ルーツが見えておもしろかったです。


お次はMonsterからリリースの2モデル。両方ともSLEEKです。




◎MONSTER RAPIER
新たにリリースされたハルモデルは、4BAの効果か重心持ちの自分でもしっかりと後部の窪みを持って投げられるモデルでした。
後ろ持ちながらすごい直進性なのは4BAの効果でしょうね。
元々偽RAVENとかJohn Loweとか使っていたのでノーグルーブは気になりませんでした。
発売初日でスティールもソフトも売り切れ、と売れに売れています。




◎MONSTER WIZARD SLEEK
以前なら絶対にグリップできない後ろ持ちの前ツルモデルですが、4BAと自分のグリップ変更により、しっかりとグリップできるようになっています。
しかし、ダブルリングカットの存在感がいまいち希薄なのが残念です。
後方のシャークカットは使わない感じで、いまいち印象に残らなかったのが残念なところ。



お次はULTIMA DARTSの3モデル6種類です。






◎ULTIMA DARTS H2 DEMOLITION
◎ULTIMA DARTS H2 DEMOLITION EXCORE
H2 DEMOLITIONは、4BAのEXcore含めて変な表現ですがテーパー付きのストレートみたいな印象です。
非常にトーピードを投げている印象が希薄です。グリップポイントからしてもテーパーを使うところではないために余計に普通のストレートを投げている印象です。
自分は人差し指はグリップポイントに点でしか触らないので余計にその印象が強いのでしょう。
ストレートは苦手意識があるので苦手な投げ味でした。







◎ULTIMA DARTS INNOCENCE
◎ULTIMA DARTS INNOCENCE EXCORE
INNOCENCEはTRUSTをダブルリングカットにして、風切をつけたモデル、という印象。
形状、カットからして今使っているGLITTERに近いので期待していたのですが、長さが中途半端で投げにくい印象でした。
このモデルは少しマイナステーパーが付いていると良いな、と思いました。
EXcoreもそれほど印象は変わりませんでした。







◎ULTIMA DARTS 神矢 零
◎ULTIMA DARTS 神矢 零 EXCORE
神矢 零はヤバいです。
エクスコアは前重心過ぎて、構えで前に垂れるので合わなかったのですが、2BAはショートバレルとしてもベストバランスでした。
基本に忠実に、腕を倒して伸ばすだけでターゲットにガツンと飛んでいく感じです。
風切の効果かトーピードとは思えないほどの直進安定性があって、跳びの安定度は40mm級のバレルと同等。
それでありながらショートバレルの扱いやすさを持っているため非常に投げやすい印象です。
3スローぐらい試投しましたが、正味の話、試投の間中ブルを外さなかったほどです。
かなり購入を迷いました。