2008年5月26日月曜日

PERFECT 福岡大会レビュー

地元井上明洋選手の優勝に終わったPERFECT第4戦福岡大会。
注目のカードは、準々決勝 斉藤晃vs星野光正
レグ1、キャッチで先行した斉藤を2連続ハットで逆転した後攻・星野が5Rで77とするが、斉藤が6R138をBULL-BULL-19Dでしっかり上がって先取。
レグ2のクリケ。1R20S×3でクローズのみだった星野が先行ながら追う展開に。星野は15Tのベッド(4R)などで追いすがるが、斉藤のホワイトホース(2R)、19-15-19の9カウント(5R)で突き放し、斉藤が2レッグ連取。
レグ3、お互い同じようなカウントで進んだゲームも7R斉藤がオーバーした場面で星野が唯一クローズしていた16をカットに行かず20プッシュを選択しての5カウント。星野に付け入るすきを与えると、10Rブラック×2&16Tで勝利の斉藤は、1本目ブラックの後16Tをミスし16S、3本目のブルも外し、痛いミス。ハットで星野が1レグ返す。
レグ4は両者ハット(星野は2連続)スタートで16ダーツフィニッシュでタイ。チョイスでのフルレグへ。
さてファイナルレグのポイントは4R~5R。4R先攻ででミス-ミス-20Tの3マークのみの斉藤でしたが、付け入りたい星野も18Sの1マークのみ。次の5Rで18をカットして6カウントの斉藤が、ポイント面で優位に立ち、そのまま星野を押し切って、ここまで開幕3連勝を飾りPERFECT無敗を続けてきた星野を今シーズン初めて破った選手になりました。
しかし斉藤選手はクローズ行かずプッシュすることで結果その後オーバーされることもあり、もう少しアグレッシブな姿勢がほしいなぁと思いました。

結局斉藤選手は準決勝で優勝した井上選手に敗れ、井上選手はやんまーに勝った朝倉選手を破ってPERFECT初優勝を飾ったわけですね。

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