2010年6月19日土曜日

Tiny Barrels先行販売とっとと終了

昨日一般販売に先駆けて先行販売を開始したktmデザインの「Tiny Barrels」。
1日も経たずに先行販売の予定数量を終了し、あとは一般販売を待つのみとなりました。
一般販売は6月25日(金)です。

気になっていた値段は全商品13,000円とやはりかなり値の張るもの。

パッケージは紙バッグの中にオリジナルパッケージに包まれた丸い缶。


缶の中は二段になっていて上段はバレル。


下段はLフライトじゃない通常のナイロンのロケットフライト、LAROシャフトサイレント?、LIPPONTといかにもktmさんらしい取り合わせになっています。
ナイロンのロケットフライトは新製品ですね。

さて個々のバレルですが、ktmさん自身もblogで細かく解説なさっています



<T01>DCT
多くの日本人プレーヤーが好む数値を採用し、適度なグリップ力とスロー時に無駄なストレスが掛からない様テーパー部分に新カット「フリルカット」を。前方部分にも新カット「T.R.I」を配し、コントロールを再前提としたモデル。扱いやすさは、今までの数値を大幅に越えた、TINY BARRELSのフラッグシップモデル。
全長38mm×最大径7.5mm×バレル重量16.5g

このモデルのみ通常18gモデルといわれる16.5gです。
バレル前部のカットと言うか段差、そして後部の定石とは逆のマルチカットが特徴ですね。
さらにテーパーもなかなか攻撃的な角度に設けられて下り、全長も40mm以下と日本人好み。
ktmさんいわく、段差により前が軽くなって、若干後ろ目のグリップポイントに重心を持ってこれたとのこと。後ろのカットはグリップ感と手離れを両立するためのカットだそうです。



<T02>Newer
独特なディティール(ママ)なT02は、全く新しいコンセプトから生まれたモデル。
「常に同じ場所を持つには」を突き詰め、バレルエンド部に「エレメントスカート」(新カット)を採用し、グリップがシャフトに逃げていかない様に設計。グリップに悩んでいるプレーヤーには最適なモデル。
全長41mm×最大径7.3mm×バレル重量17g

なんといっても前後の逆テーパーがすべて、といった印象のモデルです。
後ろ持ちの方なら、これはいい、という印象をもたれるのかもしれませんね。

ktmさんによれば、スカート部分以外はシンプルに作り、車止めと同じような役割の「グリップ止め」を設けたとのこと。特許申請中だそうですよ。



<T03>DUB TUNES
ベリーショートとショートバレルの中間の全長で設計し、コントロール性とライントレースのしやすさの両方を取ったベストバランス。直進性を高める為に驚異的な飛びを確保する為に太めの設計。テーパー部分に新カット「スラットカット」を採用。ツーフィンガー・短めのスリーフィンガーのグリップタイプに最適。
全長34mm×最大径7.2mm×17g

これは短いですね。さらに短さに比べて細い。かなりタングステンの詰まっている印象になるでしょう。全モデルの中で一番重みを感じられそうなモデルですね。
太めのストレートの後端がテーパーしている感じで、カットは好みの分かれそうなところです。このスラットカットをグリップすることになりますが、ヌケが大変良さそうですね。

ktmさんによれば「カットの掛かりが好き」と「全くないのは困るけど、掛かりすぎるのは。。。」の中間を追求したそうです。

自分的にはバレルディスタンスの短い3フィンガーなのでバッチリ合いそうですが、カットがちょっと、といった感じです。



<T04>Japan Standard
所謂「変形スタンダード」の新機軸。前方に「T.R.I」を採用し、重心位置を最も握りやすくするために、最初に重心位置を割り出してから、バレルが最大限のパフォーマンスを発揮出来る様に、後からカットを設定。KTM.デザインにおける「リングカット」の配置の妙は、過去の数々のバレルデザインで立証済みであるように、最適な間隔とリングカットの数を設定しています。
全長36mm×最大径7.2mm×バレル重量17g

長さ、太さ、形状、カットすべてのバランスから一番自分が興味を持っているのがこのバレル。
一見してJIVE2の進化形を予想させるテーパーです。とても持ちやすそう。

ktmさんによれば2005年のF-9→JIVE→JIVE2→2007年のdmc|888のKTM.モデル
と進化してきたモデルの2010年版。
前方を削って重心をコントロールしているのでこれも自然なグリップが取れそうですね。
ぜひ投げてみたいです。



<T05>LUVROCKS
「2010年における、原点回帰」をコンセプトに、太めのスタンダードシェイプに「マイクロウィングカット」を採用して、グリップ力を強化。リングカットの配置と数は、KTM.自身が多くのプレーヤーのグリップタイプを研究した結果の「最大公約数」から割り出した配置となっている。直線的な飛びが容易に得られる、扱いやすいモデル。
全長41mm×最大径7.0mm×17g

最後は、クラシックな形状のモデルですね。
GROOVEIGHTのVIBES風です。
KTMさんからのこれなら持ちやすく投げやすいでしょ?という提案だと思います。


さて25日の店頭販売。
投げてみるのが楽しみですが、どこなら投げられるかな?

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