2010年1月28日木曜日

戦国アクシアル(1)

赤ヅマさんのオリジナルバレルを作ったSengoku Axial
愛媛県東温市の電気機器メーカー、中予精工という会社の作った新しいバレルメーカーです。

オーダーを出して2週間ほどでタングステン90%で17,800円、95%で19,500円。ゴールドorチタンコートで8,500円、ダイヤモンドコートで16,800円プラスという値段でバレルを作成してくれるらしいのですが、それ以外にもタングステン95%バレルを5種類、90%を4種類、ステンレスバレルを4種類、さらにAxial Jointというオリジナルの一体型シャフト+フライトティップ3種を出しています。

まずはタングステンバレル。
こちらもゴールド、チタン、ダイヤモンドとコーティングも選べる仕様ですね。
バレルマッチングはいずれも±0.01g。
パッケージは、バレル3本、フライト+シャフト3本、Tip3本。
スタンダードモデルはプラスチックパッケージ、コーティングはオリジナル木箱にセットしてお届けだそうです。


Sengoku Axial 100

SengokuAxialが満を持して登場!極上の一品

■材質: 90% Tungsten
■全長: 38mm
■直径: 7.4mm
■重量: 17.4g

-----【特徴】-----
SengokuAxialが満を持して登場。
投げ易さをコンセプトに、試作を重ねる事でついに完成した一品。
中央部のRが指にフィットする事で余分な力を加える事なくバレルを思いのままにコントロールが可能。

・スタンダード(¥9,800)
・ダイヤモンドコーティング(¥27,000)
・TiNコーティング(¥19,000)
・TiAlNコーティング(¥19,000)
3ヶ月ほど前までなら思いっきり触手の動いたデザインですね。
グリップポイントにくぼみといって良いレベルの非常にはっきりしたテーパーの設けら、それ以外は太めストレートになっているショートバレル。
Joker DriverのQUEEN風デザインです。いいですね。こういうバレル大好きです。
バレル重量17.4g、セッティングで20gとかなり重めになってますね。

名前はまさに1stシリーズって感じですね。
タングステン90%のベースモデルは「Sengoku Axial」でいきますって感じでしょうか?


HIDEYOSHI 100
トルピードカーブのラインをベースに3Dデザインにてリングカットを配置

■材質: 95% Tungsten
■全長: 40mm
■直径: 7.7mm
■重量: 17.9g

-----【特徴】-----
しなやかなカーブのトルピードラインをベースに3Dデザインにてリングカットを配置しました。
素材・重量・バランス・形状を追求した結果、安定したグリップから得られるコントロールでシャープな飛びを実現させました。

・スタンダード(¥11,500)
・ダイヤモンドコーティング(¥28,300)
・TiNコーティング(¥20,000)
・TiAlNコーティング(¥20,000)
タングステン90%よりもベースモデルで1,700円ほど高い95%モデルはHideyoshiというラインで出すのだろうと思わせるネーミング。
前方リングカットの後ろの段差がユニークですね。
この前方プロファイルだけ見れば普通に作れば30~35mm位のバレルになるかもしれませんが、あえて40mmにして伸びやかなデザインに仕上げてますね。
これだけ太くて長いとやはり重い。セッティングで20gを軽く超えますが、マシンは大丈夫でしょうか?

HIDEYOSHI101

スリムなトルピードカーブのラインにリングカット(Axial Joint付き)

■材質: 95% Tungsten
■全長: 40mm
■直径: 7.0mm
■重量: 17.0g

-----【特徴】-----
直線的なカーブをベースにリングカットを配置しました。
素材・重量・バランス・形状を追求した結果、安定したグリップから得られるコントロールでシャープな飛びを実現させました。

・スタンダード(¥11,000)
・ダイヤモンドコーティング(¥28,300)
・TiNコーティング(¥20,000)
・TiAlNコーティング(¥20,000)

このモデルはAxial Jointというフライト一体型シャフトが付属しています。
さらに言えばコーティングは受注生産だそうです。
HIDEYOSHI100とは全くデザインコンセプトが異なり、非常にオーソドックスなトルピードバレルになっていますね。
グリップポイントの直線的なテーパーは最近の自分の好みでもありますね。

多分形状からして一番売れるモデルなのではないかと思われます。


nene200

指にしっくりフィットする新感覚のバレル

■材質: 90% Tungsten
■全長: 38mm
■直径: 7.4mm
■重量: 17.0g

-----【特徴】-----
指先にストレスを感じさせる事のないなめらかなリングカット。
素直にターゲットに向かっていく弾道は忘れられません。ぜひ体感して下さい。

・スタンダード(¥9,800)
・ダイヤモンドコーティング(¥27,000)
・TiNコーティング(¥19,000)
・TiAlNコーティング(¥19,000)

あれ?名前が…。
200シリーズにして秀吉の奥さんのねねですか。
HIDEYOSHI100のソフトなバージョンと言う感じですので、ねねなんでしょうか。
シャークカットをウェーブカットに、テーパーをなくしてストレートにしたバレルです。
HIDEYOSHI100同様に付属品は普通の一体型フライトみたいです。



NOBUNAGA 200

コンパクトなボディにしたことで、微細なコントロールが可能

■材質: 95% Tungsten
■全長: 36mm
■直径: 7.5mm
■重量: 17.8g

-----【特徴】-----
コンパクトなボディにしたことで、細微なコントロールが可能となりました。
さらに後部のやわらかな曲線を設ける事でスローイング後のブレを最小限に抑えました。

・スタンダード(¥11,500)
・ダイヤモンドコーティング(¥28,300)
・TiNコーティング(¥20,000)
・TiAlNコーティング(¥20,000)


すでにネーミングの秩序性は破壊されまくってます。
200シリーズですが信長登場です。
ショートストレートですね。前後のテーパーがどれくらい効くかはわかりません。
これも重いです。


NOBUNAGA 201

ダイナミックなシャークカットを施しました(Axial Joint付き)

■材質: 95% Tungsten
■全長: 39.5mm
■直径: 6.5mm
■重量: 17.1g

-----【特徴】-----
コンパクトな直線型ボディにしたことで、スマートなコントロールが可能。

・スタンダード(¥11,000)
・ダイヤモンドコーティング(¥28,300)
・TiNコーティング(¥20,000)
・TiAlNコーティング(¥20,000)
これはAxialJoint付です。例によってNOBUNAGA 100とは全くつながりの無いデザインで、グリップポイントにのみシャークを配したシンプルなショートストレートバレルになっています。
ディメンジョンからして自分の好きなTARGET PRO STONEのコリン・ロイドとほぼ同じですので、カットの好みさえ合えば、結構投げやすいモデルだと思います。


SHINGEN 300
大きな2つのRを施すことで、心地良いフィット感を実現

■材質: 95% Tungsten
■全長: 38mm
■直径: 7.2mm
■重量: 17.9g

-----【特徴】-----
大きな2つのRを施すことで、心地よいフィット感を実現。
施したRがスローイングを感じる事なく最適な軌道をトレースする事が出来ます。

・スタンダード(¥11,500)
・ダイヤモンドコーティング(¥28,300)
・TiNコーティング(¥20,000)
・TiAlNコーティング(¥20,000)

わはは、300では信玄来ました。
デザインはGROOVEIGHTのINVADER風のダブルテーパーの入ったストレート。
長さ太さの割合も近いですが。よりテーパーがくっきりしたデザインになっていますね。
これも投げようによってはとても楽しいモデルだと思います。


KENSHIN 300


柔らかな指の感覚を重視してシャープな飛行ラインを

■材質: 90% Tungsten
■全長: 38mm
■直径: 7.6mm
■重量: 16.7g

-----【特徴】-----
柔らかな指の感覚をダイレクトにバレルに伝える事が出来る。
そのフライトラインは、なめらかなトルピード曲線によって抵抗を最小限に抑えている為、
ソフトでシャープな軌道を自由自在にコントロールする事が出来ます。

・スタンダード(¥9,800)
・ダイヤモンドコーティング(¥27,000)
・TiNコーティング(¥19,000)
・TiAlNコーティング(¥19,000)

同じ300シリーズでも謙信公はタングステン90%。
そしてノーグルーブモデル。
ノーグルーブ実は全然オッケーな自分はこの形さえ指に沿えば普通に投げられると思います。
重量も一番普通でいい感じですね。

でタングステンモデル最後の1品は…
KENSHIN 300-S

すべての指にフィットしたリングカット配置

■材質: 90% Tungsten
■全長: 38mm
■直径: 7.6mm
■重量: 16.0g

-----【特徴】-----
前重心でバレル前方はピッチ2ミリ深さ0.2のリングカット、中心グリップはピッチ1ミリ深さ0.15、バレル後部は深さ0.2のリングカットをバランスよく配置し、指全体での柔らかなグリップ力を追及したアイテムです。
また独特のスマートでなめらかなトルピードでシャープな飛びが可能です。

・スタンダード(¥11,000)
・ダイヤモンドコーティング(¥31,800)
・TiNコーティング(¥20,700)
・TiAlNコーティング(¥20,700)


こちらはKENSHIN 300のカットつきモデル。
カットが付いてお値段アップってよくわかりません。
カットの分だけバレルも軽くなっています。
良いバランスしているバレルだと推測します。

ととりあえずタングステンバレルをご紹介しました。
ここのこれからの課題としては、
  • 直販サイトのみの販売で試投できる場所がないこと。
  • 型番、ネーミング、価格設定、タングステン比率等がバランバランなこと。ややこしい。
の2点だと思います。
なにせ

Sengoku Axual 100 90% 9,800円
nene 200 90% 9,800円
KENSHIN 300 90% 9,800円

KENSHIN 300-S 90% 11,000円

HIDEYOSHI 100 95% 11,500円
NOBUNAGA 200 95% 11,500円
SHINGEN 300 95% 11,500円

HIDEYOSHI 101 95% 11,000円(axial付)
NOBUNAGA 201 95% 11,000円(axial付)

と統一が取れているのかいないのか分からない展開ですから。
このへんしっかりとしてくれれば人気出そうなメーカーだと思います。
明日以降、ステンレスバレルやその他の商品についても紹介できればと思います。

0 件のコメント: